全国各地で夏の甲子園予選が開催されておりますが、今回はキャッチャー目線で野球を見ていこうと思います。
また、自分もキャッチャーをするように言われたのですが、怒られはするけど教えてはもらえなく配球、リードってどうすればいいのかと思った経験があります。
いろいろご意見があると思われますが、自分の意見を描いていこうと思いますので、ご意見やご批判がありましたらご指導お願いします。
キャッチャーの配球は必要だと思った理由
これはとある高校野球を見ていたときです。そのチームは140キロを超える投手を公立校ながら2人ようするチームでした。
優勝を狙るチームの投手とあって試合を見ていたところ1回から9回までキャッチャーが構えるのは右打者だろうが左打者だろうがアウトコースのみ!そして球種はストレート、スライダー2種のみでした。
そして初級アウトコースストレート(ストライク)、2球目もストレート(ボール)、3球目スライダー(ボール)、4球目ストレート(ファール)、5球目ストレート(二ゴロ)
これは先頭打者の配球ですが、9回まで一貫してこのような配球で、終盤はアウトローに決まらなくなりカウントを悪くしてフォアボールを出すようになりました。
私はインコースをうまく使えばもっと簡単に打ち取れるのにと思ってみていました。
試合には勝ちましたがエースの球数は150球を超えておりました。初戦でおいおいと思ったのです。優勝するには5試合勝たなければならない中でこの球数はないでしょうと思いました。
ましてプロでもないアマチュアの投手がアウトコース低めばかりに投げ続けられる可能性は低いのに・・・
キャッチャーの配球 困ったらアウトローの弊害!
なぜすべてアウトコース低めなのでしょうか?
アウトコース低めというのは一般的に打者の打率が低く、ホームランや長打が出にくいゾーンではあります。
しかしです・・・
前述したチームは次の試合でアウトコースばかり要求され、ストライクが入らず、カウントは常にボール先行。
フォアボールでランナーがたまり、ストライクを取りに行ったアウトコースのボールを一二塁間に打たれ進塁打、ヒット、ゲッツー崩れとことごとく失点し、大差で敗退しました。
確かにアウトコース低めは長打は出にくいかもしれませんが、このように気づいたら大量失点となります。
キャッチャーの配球のコツ
配球、リードのコツは緩急です!(うちは早く、外は緩くです)
いかに打者のタイミングを外すかにつきます。打者に自分の間合いでスイングをさせないようにするのです。
では先ほどのケースはどうすればよかったのでしょうか?
私だったらこうします。
【右打者と仮定】
一球目:外のストレート
二球目:外のスライダー
三球目:インコースにストレート
四球目:外にスライダー
この通り投手が投球できたと仮定しての話ですが、球種、コースで緩急をつけています。
同じ140キロのボールでもインコース高めとアウトコース低めでは、インコース高めがインパクトが前なので早くスイングしなければなりません。
同じ140キロのボールでもインコースが早いのです!
前述した配球には初級で打者の反応を見る。二球目は同じコースに違いボールを投げることで緩急ができた移民後を外せて内野ゴロで打ち取れる可能性がある。
三球目は外に意識をつけておいて一番早いストレートで緩急をつけ空振り、または詰まらせて内やフライの可能性を探る。
四球目はインコースの真っすぐをカットされたりボール判定だった場合、一番遠いアウトコース低めにスライダーを投げ緩急をつけ泳がせて空振り、内野ゴロを狙うというものです。
ただ壁のようにアウトコース低めにばっかり構えているより、少ない球数で打ち取れる可能性があると思いませんか?
特に高校野球は一発勝負のトーナメントで相手打者の詳細なデータも少ないです。ですのでアウトコース中心の配球は正解だと思います。
しかしながらアウトコースを活かすためにはインコースの使い方が重要になるといえます。
まとめ
困ったらアウト・ローという言葉がありますが、すべてアウトコースは間違い!
配球は緩急を意識する!
アウトコースで勝負したいならインコースを津j買い方が大事!
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