世界一の蝶の密売人としてアメリカで逮捕された小島久義について経歴や現在について情報がないのか調べてみました。
絶滅の恐れのある動植物の国際取引を規制しているワシントン条約で禁止されている蝶を小島久義は独自のルートで入手し、長年にわたり荒稼ぎをしていたのです。
蝶の密漁と密輸は小島久義だけに限らず世界規模で行われている違法ビジネスなので、それを求める不正コレクターも存在しているのです。
小島久義の経歴・プロフィール
2006年7月31日、蝶の密売人・蝶コレクター・標本家の小島久義はアメリカロサンゼルスの空港で蝶の密売人として逮捕されました。
小島久義は日本では京都に拠点を置き、アメリカ在住の標本家、蝶コレクターです。
逮捕理由は貴重な蝶の標本を密輸しようとしたためです。
テキサス州の連邦政府所有地で保護されているアゲハチョウを違法に捕獲して日本で売りさばいている日本人がいるという苦情を受け捜査が始まります。
小島久義は1999年からアメリカの合衆国魚類野生生物局の特別捜査官にマークされ、7年に及ぶおとり捜査の末に逮捕されています。
新参者として小島久義とともに行動をしていたおとり特別捜査官にアレクサンドラトリバネアゲハを含み蝶の標本を売ってしまったのです。
日本でも大きく報道され、英文のニュースサイトでは「世界一のお尋ね者蝶密売人、ロサンゼルス空港で逮捕」という見出しで報じられています。
捜査官によると小島久義は手を広げていた規模や扱う種は他に例がないほど大きかったといわれています。
捜査官が足を運んだ昆虫フェアでは話をした人全員が欲しいものがあるならヨシに言えばいいといったそうです。
南米ではサタンオオカブトやヘラクレスモリシマといったカブトムシを日本に輸入していた岡山県や愛知県の業者とつながりが深かったといわれています。
小島久義の現在
ロサンゼルスで逮捕された小島久義ですが、3万ドルの罰金と1年9か月の禁固刑の処分が下されました。
小島久義がその後現在どのようにしているのかについては情報がありませんでした。日本に帰国しているのでしょうか・・・
トリバネアゲハの画像
世界最大のチョウ #アレクサンドラトリバネアゲハ(オス)!
— ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) June 29, 2023
超激レアの、さらに激レアな羽化シーンは必見よ~
📺 2日夜7時30分~ 撮ったぞ! 激レア 世界最大のチョウhttps://t.co/UWE2pVJtDn#ダーウィン虫部#蝶 pic.twitter.com/dH1bSNKPCN
希少なアレクサンドラトリバネアゲハの画像です。こういったワシントン条約で国際取引が禁止されている蝶を密猟や密輸すると小島久義のように逮捕されます。
ご注意ください!
まとめ
世界一の蝶の密売人の小島久義はおとり捜査官に蝶の標本を売ったことで逮捕されていました。
世界一の蝶の密売人の小島久義は3万ドルの罰金刑と1年9カ月の禁固刑の処分が下されました。現在については情報が見つかりませんでした。
世界一の蝶の密売犯の小島久義も顔画像や詳しいプロフィールはありませんでした。
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