実話をもとにしたマードック家殺害事件:法曹一族の裏の顔というドキュメンタリーがネットフィリックスで配信されています。
マードック家殺人事件を「アンビリーバボー」でも取り上げていますので真相、真実をまとめてみました。
マードック一族は人を消すと黒いうわさがある名門一族とは!?
マードック家殺人事件の実話(概要)とは?
マードック家殺人事件はアメリカサウスカロライナ州で発生した事件です。
マードック一族はは100年以上前にこの地で弁護士業を開業し、検事や弁護士を輩出してきた法曹一族で、この周辺地域はマードック群と呼ばれほどの絶大な権力を持っていました。
このマードック家で妻のマギーと次男のポールが猟銃で打たれて殺害され、弁護士で夫のアレック・マードックが殺人罪で有罪となった事件です。
現在はアレック・マードックは終身刑を言い渡され投獄されています。
マードック家殺人事件の真相・真実【ネタバレ注意】
裁判でアレック・マードックは「マギーとポールが不憫でなりません。何があっても私が2人を傷つけることはありません。」と涙ながらに証言しています。
事件が起きた時アレック・マードックは母に会いに行っており不在だったと取り調べの時に証言しており、それがアリバイとなっていました。
しかし、事件発生前に携帯でポールが動画を取っていて、その動画にはアレックの声が入っていてアリバイが崩れます。
これに対しアレック・マードックは鎮痛剤の中毒になっており、裁判に不信感があり嘘をついてしまったと謝りました。
またアレック・マードックは勤務する法律事務所や顧客から数百万ドルの金を盗んでいました。アレックはこれを認めます。この取った金を薬の購入費用に充てていたとみられる。
ウォーターズ検事は金融犯罪から目を背けることが動機だとして、家族が所有していた猟銃を使用しマギーとポールを殺害し、この人物は家庭崩壊者となったと主張しました。
これに対してアレック・マードックの弁護士は凶器や物的証拠がなく証拠不十分で合理性がないと無罪を主張します。
陪審員たちが評議に入ると予想以上の短時間で30年から終身刑の実刑という有罪評決がいいわたされることになりました。
また、アレック・マードックはこの他にもマネーロンダリングや脱税などの金融犯罪など100以上の罪で訴追されています。
マードック家の黒い噂とは?
この様にアレック・マードックが有罪となったわけですが、これだけではありません。冒頭でお伝えしたマードック一族は人を消すという事について説明します。
マードック家に関わる人物が殺害された事件があります。
長男のバスター・マードックの同級生スティーブン・スミスの遺体が路上で発見される。
バスターマードックの同級生のスティーブンはゲイを公言していました。
住民の噂では長男のバスターがゲイのスティーブンと親しくしていると思われるのを嫌い犯行に及んだのではないかといわれていましたが、マードック家は否定しています。
スティーブンの死因は交通事故のよるものではないことが明らかになっており、2021年に捜査が再開されています。
家政婦のグロリアが階段から落ちて死亡。
アレックがグロリアに話しかけた時犬につまずき階段から落ちなくなったとされていますが、土地の管理者はアレックはその時いなかったと証言しています。
グロリアはアレックのベットの下から薬を隠しているのを見つけポールに打ち明けポールがアレックを見張るようになっていたあ。
また、アレックはグロリアの民間保険会社の証券を取得しており、保険金430万ドルを受け取っています。
次男ポール・マードックが酩酊状態でボートを運転し、マロリーを死なせた。
ポールはマードック家の出来の井兄のバスターとは対照的で出来が悪い問題児で酒を飲むと性格が豹変する人物でした。
酩酊状態でボートを運転し事故を起こして同乗していたマロリーを死亡させます。この時ポールは基準値の3倍を超えるアルコールが検出されました。
しかし、検査を受けることも逮捕されることもなかったといいます。しかも自分は運転していなかったと嘘をつきます。
祖父のランドルフと父親のアレクが警察の事情聴取を阻止したのです。そして父親のアレクはポールはボートを運転していなかったと事実を隠ぺいをしたと言われております。
この様なことが明らかになりました。
サウスカロライナ州の民事訴訟から刑事訴訟までマードック家が担当していたのです。
マードック一族は法の番人として絶大な権力を持っていたために、自分たちに都合の良いように結果を操ることができたのです。
マードック一族は人を消すといわれる所以です。
アレク・マードックの犯行動機や現在
アレク・マードックの犯行動機は本人が証言したいるわけではないので、真相、真実は明らかになっておりませんが、アレクの金融詐欺事件や鎮痛剤の中毒などが関係していると思われます。
マードック家は家庭崩壊していたといわれており、妻のマギーは離婚を申し出ていたとのことです。
マードック家に財務情報の引き渡しを強制するための公聴会を予定していて、マギーが請求書の未払いに気づいたため法廷会計士を雇っていました。
そしてアレク・マードックの現在はというと仮釈放のない終身刑が言い渡され投獄されています。
まとめ
マードック家殺人事件:法曹一族の裏の顔は実話で会って、マギーやポール殺害事件の他にマードック家の権力を使って隠ぺいした事件がありました。
サウスカロライナ州で100年以上法曹一族として富を築き上げてきたマードック家は絶大な権力を持っていました。
マードック家4代目当主であるアレク・マードックは勤務する法律事務所から金を盗んだりしており、鎮痛剤の中毒者であった。現在は終身刑で服役している。
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