皆さんはブラジルの先住民族アワ族のアワ人をご存知ですか?
アワ人はブラジルの北部マラニョン(Maranhao)州の熱帯雨林で狩猟をしたりして生活しているといわれています。
今回アワ人が話題となったのはボルソナロ大統領が企業優先の政策をとっており、伐採業者らが彼らの居住地の熱帯雨林を伐採し危害を加えているとされ、絶滅ん危機に瀕しているからです。
またアマゾンの奥地にはいまだ文明と接触していない一部のアワ人も生活しているといいます。
今やネットで膨大な情報を見ることが出来、わからないことなどないと思っていましたが、まだ世の中には分からないことってあるんだと思い、今回はブラジルアマゾンの先住民アワ族(アワ人)について調べてみました。
アワ族(アワ人)消滅危機の原因
アワ族はワニ、ネズミ、サル、イノシシなどの狩猟によって生活している先住民族です。
アワ族が現在消滅んオ危機に立たされている理由は冒頭で紹介しましたが、実は今に始まった事ではありません。
かつてアワ族は今からおよそ500年前ポルトガル人が入植した当時は数万人もいたとされていますが、現在では400人ほどとなっています。
外部から持ち込まれた天然痘やインフルエンザ、はしかなどに免疫がなかったためです。生き残ったアワ族もサトウキビやゴムの栽培の奴隷として働かされてきました。
さらに1992年ヨーロッパ経済共同体が設立され、鉄鉱石床が発見されると、海岸まで鉄道を通すためにアワ族の領土の3分の1の熱帯雨林が破壊されてしまいます。
それまでアワ人は定住して暮らしていたのですが、遊牧民となって生き延びてきました。
現在生き残っているアワ人は奴隷狩りなどからかろうじで逃れた人々といわれております。
そして現在冒頭でもお伝えした通り、森林伐採などにより追いつめられているのです。
アワ族(アワ人)の画像・映像動画
アワ人の動画です。更に今回 撮影を行った先住民による映像製作団体「ミディア・インディア(Midia India)」のエリスバン・グアジャジャラ(Erisvan Guajajara)氏によって昨年8月に撮影された映像が公開されています。
アワ人は野生動物をペットとしており、女性は大きくなるまで母乳で育てるんだそうです。
そして育った動物は高い木の実をとったり、番犬の役割をしたりしてアワ人の貢献するのだそうです。
まさに自然と調和をして生きているといえますよね!
おわりに!
アマゾンの奥地で自然と調和をして生きてきたアワ族(アワ人)がこれまでお伝えした理由で今消滅しようとしています。
地球にも自然にも危害を加えてこなかった先住民が消滅しようとしている現実に大変ショックを受けました。
私は文明を否定する気は毛頭ありませんし、原始的な生活をするつもりもありません。
ですがアワ族のような先住民と共存はできないのでしょうか?現状のままだと消滅は確実になってしまいます。
私は何もできませんが、アワ族という存在を知ってもらう事が一歩になるのではないかと思い、今回記事を書いてみました。
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