今回は宇宙食のサバ缶を宇宙に飛ばした高校生を指導した福井県立小浜水産高校(現・福井県立若狭高校)の小坂康之教諭の出身大学や経歴などについてお伝えしていきます。
小坂康之(若狭高校)の学歴(出身高校&出身大学)
出身高校:???
出身大学:東京水産大学水産学部卒業(現・東京海洋大学)
大学院:福井大学大学院 生物資源学 博士課
サバ缶先生こと小坂康之さんの学歴について出身高校は情報がありませんでしたが、神奈川県出身で進学校に通っていたといいます。出身大学はあのさかなクンと同じ東京海洋大学でした。
ちなみに東京海洋大学は平成15年に東京水産大学と東京商船大学が統合され設置された大学で平成16年から国立大学法人となっております。
大学時代に教員免許を取得し、福井県立小浜水産高校に勤務しながら福井大学大学院にて博士の学位を取得されています。
小坂康之(若狭高校)の経歴&プロフィール
名前:小坂康之
出身:神奈川県
年齢:45歳もしくは46歳(1977年生まれ)
趣味:ダイビング
サバ缶が宇宙へ飛び立つまでの小坂康之先生の経歴をまとめてみました!
大学を卒業した小坂康之さんは福井県立小浜水産高校に赴任します。新任脅威としてやる気満々の小坂康之さんでしたが、何と不真面目なヤンキー生徒ばかりで驚いたとか・・・
初めは体育会系であたったり、年齢が近いこともありフレンドリーに生徒に接したりと試行錯誤を繰り返す日々を送ります。
ある日寝ている女子生徒を叱ったところ女子生徒は怒って教室から出て行ってしまったのですが、その時、地域でも一目置かれる不良の脱脂生徒が「先生は悪くないよ。ほっといたらいい」と声をかけてくれ、その不良男子生徒は授業を聞いてくれるようになったといいます。
このことで小坂康之さんは何をいってもどうしよもない生徒と敬意を払っていなかったと思い、どんな境遇の生徒でも学びたい、伸びたいと思っていることに気づいたそうです。
またどんな授業をしてよいかわからなくなった時に先輩教師から福井の郷土料理へしこの授業をしてみたらといわれ職人の元に通ったりします。こうして小坂康之さんは教員生活を続けていきます。
小浜水産高校は水産工場を併設しており、サバ醤油味付け缶詰を製造していました。小坂康之さんは大学時代ノルウェーに研修に行く機会があり、帰国後日本の水産加工場の技術はすごいものがあるがハサップがなく安全性を証明するものがないことに気づきます。
そこで学校の水産工場のハサップ取得に取り組み教育施設では2例目となるハサップ取得を実現します。
ここまでで皆さんはサバ缶がなぜ宇宙食として飛び立った経緯がわかりませんよね?
それは授業中の生徒との何気ないやり取りがキッカケでした!
そもそもHACCPはNASAが宇宙食などの食の安全性の為の衛生基準です。ある生徒は私たちの作ったサバ缶も宇宙食として飛ばせるのでは?という問いかけでした。
そして毎年宇宙食として研究を続ける中学校の統廃合が決まります。統合相手の高校はというと福井県下有数の進学校の若狭高校でした。
小浜水産高校は若狭高校海洋科学科となり、小坂康之先生はこれで宇宙食プロジェクトは終わってしまうと覚悟をしたそうなんです。
ところが1期生からサバ缶の宇宙食プロジェクトを引き継ぎたいと声が上がり、継続することになりました。
この様に右用曲折を経て2018年11月に宇宙日本食としての認証を受けることになったのでした。
小坂康之のサバ缶が宇宙に行った話の本
サバ缶が宇宙に行った話をもっと詳しく知りたいという方は本がありますよ!
まとめ
小坂康之サバ缶先生は東京水産大学(現・東京海洋大学)の出身でした。
小坂康之サバ缶先生が赴任した小浜水産高校は不良の生徒が多く、教育困難校といえる状態だった。
小浜水産高校が現在若狭高校と統合し、若狭高校科学科となっていました。
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