皆さんは「むつ小川原国家石油備蓄基地事業記念コイン」という日本国と書かれた1000円硬貨を知っていますか?今回はその謎の正体に迫ってみました。
1000円硬貨というものはこれまで日本で発行されたことはありませんし、 むつ小川原国家石油備蓄基地開発事業記念コイン という記念硬貨も発行されたという事実もありません。
ではこの「むつ小川原国家石油備蓄基地開発事業記念コイン」という謎の1000円硬貨の正体は何なのでしょうか?
気になって眠れなくなってしまったので、ネットやYouTube等で自分が調べたのをまとめてみました。
むつ小川原国家石油備蓄基地開発事業記念コインの正体とは?
不意に思い出して探してきたんだけど、我が家にも謎硬貨があったわ。
— ハリジャンぴらの (@harizyan_pirano) October 14, 2019
確か誰かの家から出てきたやつなんだけど「日本国 千円」って入ってるけど、こんな記念硬貨は存在しないし、「むつ小川原国家石油備蓄基地開発事業記念」で検索かけてもさっぱりひっかからない。
正体不明なのだ。 pic.twitter.com/fKMSEbYyty
パラレルワールド説
以前に昭和65年の一万円硬貨を使用とした人が逮捕されたニュースがあり話題になりましたね!
昭和65年が存在しないことは日本人であればだれもが知っているはずですし、昭和65年と刻印されている時点で偽物だとわかるし、使用した時点で即刻おまわりさんのお世話になることは明白です。
なので当時は昭和65年が実在し、この硬貨が流通しているパラレルワールドから私たちの世界に迷い込んだ人のものではないかという憶測がされました。
こちらの正体は昭和の時代にコスモスという自動販売機で売られていたおもちゃの硬貨だという事が大方のミカタとなていました。(2021年11月時点)
同じようなデザインで昭和75年というものもあるとのことです。裏には子供銀行の刻印があります。
当時のニュースを見て私もパラレルワールド説を真面目に考えたのですが、変な憶測をしてしまうので最後までしっかりと報道してほしいと思います!
コスモスという赤いおもちゃの自動販売機ですが、昭和生まれの方なら知っていると思います。
ではむつ小川原国家石油備蓄基地事業記念コイン (日本国1000円硬貨)はどうなのかというと、青森の自衛隊で部隊ごとに注文を取って購入したなど普通に購入できたようです。
なのでパラレルワールドと一体世界のコインである可能性は考えられないと思います。
むつ小川原 原野商法 説
むつ小川原国家石油備蓄基地事業記念コイン の正体をしらべていると「むつ小川原 原野商法」というキーワードです。
むつ小川原石油備蓄基地の計画が発表された昭和44年ころから、将来青森県の土地の値段が高騰するといい、開発区域以外の値段が上がらない土地を高値で販売するといういわゆる原野商法があったといのことです。
その際信憑性を高めるためのものとして製造されたのではないかというものでした。しかしこの原野商法の裁判ではこのコインについては全く触れられていないという事で、この説は仮設の域を出ません。
中国で製造された説
謎の1000円硬貨の むつ小川原国家石油備蓄基地事業記念コイン ですが、見たところ側面のつくりや大きさなど20世紀初頭の中国の硬貨の作りにに似ているというのです。
中国の硬貨の作り方がわかっている人や業者に委託して製造したのではないかと仮説が建てられるとのことです。
コイン自体のデザインは昭和39年の東京オリンピックの記念硬貨をもとにしているのではないかといわれております。
中国硬貨の作り方を知っている人もしくは中国人に依頼して製造されたという仮説はなるほどと思います。日本の財務省、造幣局など公的機関にはこのコインが製造されたという記録は一切ないといいます。
だれが何の目的のためにという事まではわかりません・・・
むつ小川原国家石油備蓄基地事業記念コイン 正体の結論は?
では結局 むつ小川原国家石油備蓄基地事業記念コイン とはいったい何なのかという事ですが、結論から言いますと正体の結論はいまだ不明なんです。
いえることは日本国1000円と刻印されてはいるものの、効果ではないので1000円として使うことはできません。
そして当時1000円で購入できたという事で、パラレルワールドといったオカルト的なものではないといえます。価格は当時の初任給の1割ですので、結構高価だったと思います。
昭和44年当時 むつ小川原国家石油備蓄基地事業が発表されたときに、様々な人の思惑の中で生まれたのが むつ小川原国家石油備蓄基地事業記念コイン という事だと思います。
単に計画発表にお金儲けのために作ったのでしょうか?引き続き正体を調べていこうと思います。
2021年11月現在ではこんな感じでした!
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