皆さんは神戸港から尼崎市に運ばれたコンテナで猛毒で特定外来生物に指定されているヒアリが100匹見つかったニュースをご存知でしょうか?
ヒアリが日本で初めて発見されたということで、結構話題になりましたね?今回は消毒し駆除に成功したので一安心ですが、今後も注意が必要です。
ところでこのヒアリはどれくらい危険なのでしょうか?今回はこのヒアリの毒の成分や刺された場合の対処法などを調べてみたいと思います。
ヒアリの毒性分とは?
こちらが今回発見されたヒアリの画像です。特徴は頭部が腹部よりも大きいです。体調は2.4㎜から6㎜でい退職は黄褐色、赤褐色、黒褐色しているものがいます。
この様にヒアリは頭部が大きいという特徴があるものの、体調・体色当ばらつきがあるので、日本のアリとは明らかに違いますが普段の生活で見分けれるかというと難しいかと思います。
ヒアリの原産地は南米ですが、既にアメリカ、オーストラリア、カリブ海、タイ、フィリピン、香港、中国などで生息が確認されています。
特性は攻撃性が強く、集団で襲ってくることもあり、雑食性で昆虫や小型の哺乳類まで食べたりするといいます。
たかがありと思うかもしれませんが、ヒアリは生態系さらには人間にまで影響が大きいとして、世界の侵略的外来種ワースト100に指定されています。
人間がヒアリに刺された場合やけどのような激痛が走ります。漢字で火蟻と書くのはそのためです。
火蟻に刺された場合は以下のような症状が出ます。
軽度:熱いいと感じる痛みとかゆみで10時間ほどで膿が出る。
中度:かゆみと蕁麻疹が現れる。
重度:血圧低下、呼吸困難、意識障害(アナフィラキシーショック)
火蟻の毒の成分は蜂と同じアルカロイド系の成分が含まれているため、アナフィラキシーショックを起こします。
刺された場合の対処法ですが、刺された場合選考を押し付けられたような熱いと感じる痛みがあります。自分で判断せずに速やかに医療機関を受診し蟻に刺されたことを説明しましょう。
この様にヒアリの危険性はわかっていただけたと思います。毒の成分も強力なので命にかかわります。もし、ヒアリを発見した場合には素手等で触ったりしないで、自治体に通報しましょう。
ヒアリは繁殖能力が強く、オーストラリアでは7年間で2000億円をかけほぼ根絶も台湾では14億円を投入したのにもかかわらず、駆除出来なかったといます。
ですのでヒアリは絶対に日本国内に入れてはいけない生物なのです。今回は女王アリは発見されなかったといいますので一安心ですが、もし今回の発見を免れて国内に侵入していたら大変です。そうでないことを祈りたいですね!
まとめ
この様にヒアリは生態系にも影響を及ぼしますし、何よりも人間にも多大な被害を及ぼします。たかがありですがアメリカでは年間8万人が被害に合い、100人が命を落としているといいます。
いとど侵入してしまえば繁殖力が強いため、駆除するのは先にも書いたようにかなり難しいです。とにかく侵入させないように今後も注してもらいたいと思います。
ヒアリの症状について書かれているものは多くありましたが、これまで日本にいなかった為か刺された場合の明確な対処法が書かれているものはありませんでした。
当ブログも医療知識があるわけではないので、医療機関を受診するということしか書けませんでした。
まだ国内にヒアリは侵入していないといわれておりますが、今後は対処方法なども確認しておかなければなりません。今回のニュースで注目されましたので、対処法も出てくると思います。
とにかくヒアリの被害に合わないことが重要ですので、知識として頭の片隅にヒアリを入れておきましょう。
コメント