東京湾で青潮が発生したとニュースが報じています。皆さんは青潮って何かご存知ですか?私は恥ずかしながら知りませんでした。赤潮はよく聞くのですが・・・
ということで今回は東京湾の青潮の原因やいつまで続くのかや赤潮との違いについて調べていきたいと思います。また青潮になるとどんな影響があるのでしょうか?
それでは青潮について勉強しながら記事を書いていきたいと思います。一緒に青潮について勉強しましょう!
東京湾の青潮2017の期間はいつまで続くのか?原因は?
こちらが今回ニュースになった東京湾の青潮の画像です。一瞬きれいに見えてしまったのは私だけでしょうか?この青潮は続くと漁業などに被害をもたらすといいます。いったいいつまで続くのでしょうか?原因と共に調べてみました。
青潮は大量のプランクトンの死骸が原因で発生します。そのバクテリアに分解される過程で大量の酸素が消費されますが、その時に酸素を必要としない細菌が増殖し硫化水素を発生します。
発生した硫化水素は水中の酸素と結びつきコロイドという粒になります。これが太陽光と反射することで画像のような色に見えます。
硫化水素が発生するということはあの独特の臭いがします。青潮が発生すると近隣はあの臭いにおいがします。
また硫化水素は毒性がありますので、魚類や貝類など青潮になると死滅してしまいます。漁業関係者に甚大な被害を及ぼします。
ところでこの東京湾の青潮ですが、いったいいつまで続くのでしょうか?長引けば漁業に被害が出てくることが考えられます。
実は東京湾での青潮はこれまでも発生していて、2014年は8月27から9月3日の1週間でした。この時は東京湾北部で発生し、およそ4000トンのアサリがだめになりました。
2017年今年はいつまで続くのかということを考えた場合はやはり2014年と同じく一週間ぐらいになるのでしょうか?
まだ青潮がいつまで続くのかといった情報が出ていません。できるだけ早く終息してほしいものです。そうでないと漁業に被害が出てしまいます。
どうにか長引かないことを期待するしかありません・・・
赤潮と青潮の違いは?
青潮がプランクトンの大量の死骸が分解されることによって発生するのに対し、赤潮はプランクトンの大量発生が原因で起こります。
プランクトンが大量発生することによって酸素を大量に消費するので、やはり魚などに被害をもたらします。硫化水素を発声さえるという点では青潮の方がなんかヤバいですね!
要するに青潮も赤潮もプランクトンが原因ということになります。赤潮も青潮もきれいな海では発生しません。東京湾は私たちの生活排水などで富栄養化が進んでおり、この様な青潮や赤潮が発生します。
原因はプランクトンですが、もっと突き詰めていけば、青潮も赤潮も人間の生活排水ということになります。
結局人間が原因とは哀しくなります・・・
まとめ
この様に青潮も赤潮もプランクトンが原因で発生し、海洋生物に甚大な被害をもたらします。もともとの原因は人間の生活排水ともいわれていますが・・・
今回の東京湾の青潮2017の被害は今のところ確認されていませんが、2014年の時のように1週間と長引けば被害は確実です。
ちなみにアサリは春と秋に産卵します。このまま青潮が長引けばまたアサリに甚大な被害が出ることが予想されます。
2014年は秋口でしたが今回の時期からすると春に産卵したアサリももろに被害を受けてしまいます。
ということで2017年の東京湾の青潮が一日でも早く終息するように期待しながら記事を終了したいと思います。
以上、「東京湾青潮2017いつまで?期間や原因・赤潮との違いを調査!」の記事でした。
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