今回は「アンビリーバボー」で取り上げられたロサンゼルスのお化け屋敷の蝋人形がミイラだったというエルマー・マッカーディ事件の真相・真実に迫ります。
ミイラがお化け屋敷の蝋人形になった理由やそのミイラの正体は誰なのでしょうか?
ものすごい事件性を感じますが、エルマー・マッカーディ事件の真相・真実は意外なものでした。
ロサンゼルスのお化け屋敷のミイラの正体
アメリカ・ロサンゼルスの遊園地のお化け屋敷の蝋人形は本物の人間のミイラだった。その正体はエルマー・マッカーディという銀行強盗でした。
事の発端はカリフォルニア州ロングビーチの遊園地内のお化け屋敷「ザ・パイク」で起こりました。
この遊園地は閉園後、映画やドラマのロケ地などとして使われており、この日は「600万ドルの男」というドラマの撮影が行われていました。
スタッフが蝋人形をどかそうとして蝋人形の腕を壊してしまいました。すると骨や肉が妙にリアルだったので警察に通報したところ65年以上前になくなったエルマー・マッカーディだったのです。
エルマー・マッカーディ事件の真相・真実
蝋人形は作りもののオブジェと思われていたので、雑に扱われてきており赤茶色のペンキがぬられていたりしたため警察の捜査は難航しましたが、1911年に銀行強盗を起こしたエルマー・マッカーディと特定されたのです。
なぜエルマー・マッカーディはミイラになってしまった理由・真相はというと・・・
エルマー・マッカーディは銀行強盗を企てたのですが、失敗し保安官との撃ち合いでなくなりました。
警察の検視の後に葬儀業者に渡ったエルマー・マッカーディのいたいですが引き取り手がいませんでした。
そこで葬儀業者は防腐処理をして「銀行強盗の姿」という見世物にしてしまいます。
見物客はエルマー・マッカーディの口に5セントをねじ込むというもので、多くの見物客が押し寄せたことで葬儀業者はかなり設けたとのことです。
この5セントがミイラの口から発見されエルマー・マッカーディを特定する要因になったとのことです。
当時のアメリカではこの様なことが行われており、エルマー・マッカーディのミイラは65年以上にわたり見世物小屋や蝋人形館などを転々とし、最後にカリフォルニアのお化け屋敷「ザ・パイク」にたどり着いたというのが真相です。
まとめ
アメリカの遊園地のお化け屋敷で発見されたミイラの正体は65年以上前の銀行強盗のエルマー・マッカーディでした。
エルマー・マッカーディは銀行強盗に失敗し保安官から撃たれて亡くなり葬儀業者が遺体を防腐処理をして見世物にしたのがエルマー・マッカーディ事件の真相・真実となります。
エルマー・マッカーディは生前大金をねらって銀行強盗をしましたが、ミイラになってから大金を稼ぐという結末でした。
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