皆さんはまぼろしの青い蝶といわれるブルーモルフォを知っていますか?今回はそんな青い蝶ブルーモルフォにまつわるお話です。
映画化された実話であり、アンビリーバボーでも取り上げられたお話になります。
ネタバレになりますので、希望しない方はここでページを閉じてください!
まぼろしの青い蝶を求めた少年ダヴィッド
6歳の車いすに乗る少年ダヴィッド・マランジェは脳腫瘍のため余命3カ月と宣告されていました。
そんなダヴィッド・マランジェ少年には一つの夢がありました。
それは、まぼろしの青い蝶のブルーモルフォを生きているうちに実際に自分自身の手で触ることでした。
母親はモントリオールにあるダヴィッド・マランジェ少年が尊敬する昆虫学者のジョルジュ・ブロッサールにあうために昆虫博物館にいきます。
しかし、ジョルジュ・ブロッサールは車いすの少年とジャングルには行けない、しかもみられる時期が過ぎているとそっけない態度をとります。
ダヴィッド・マランジェ少年は来年までは待てないといい、ジョルジュ・ブロッサール博士も心を動かされいっしぃにジャングルに行くことを決意します。
そしてジャングルに到着してブルーモルフォを探しますが、ダヴィッド・マランジェ少年の車いすの振動で蝶は逃げてしまうのでした。
虫取り網を杖に歩こうとするダヴィッド・マランジェ少年を見て、ブロッサール博士はダヴィッド・マランジェ少年を背負って歩くことにします。
しかし4日間青い蝶は現れません。そして5日目博士はダヴィッド・マランジェ少年をせをったまま転んでしまいます。
そのときダヴィッド・マランジェ少年は「死ぬかと思った」と口にしました。
それを聞いたブロッサール博士は「死ぬ、死ぬ、言うな!君は気持ちで病気に負けているんだ!病気に勝とうという気持ちを持て!もう私を頼るな。もう君を担ぐのは止めた。自分で考え、自分で歩き、自分の力で蝶を捕まえろ!立てダヴイッド!やらずに諦めるのか!」と怒鳴ってしまいます。
ダヴィッド・マランジェ少年はなんと自身の力で立ち上がり歩き始めたのでした。
そしてダヴィッド・マランジェ少年のもとに季節外れのまぼろしの青い蝶ブルーモルフォが現れたのです。
ダヴィッド・マランジェ少年はついに自分の手でまぼろしの青い蝶を捕まえたのです。
ダヴィッド少年の奇跡と現在
この物語には続きがあります・・・
ジャングルから戻りダヴィッド・マランジェ少年と永遠の別れをしたブロッサール博士。
しかし1年後ブロッサール博士のもとにダヴィッド・マランジェ少年から「僕はまだ生きている」という手紙が届いたのです。
何とジャングルから帰ったダヴィッド・マランジェ少年から脳腫瘍が消えていたのです。
このダヴィッド・マランジェ少年の物語は自分で歩いた、季節外れのブルーモルフォが現れた、脳しゅようが消えたという3っつの奇跡がおこりました。
ダヴィッド・マランジェ少年は日本でも講演会をされたりしています。
この物語はすべて実話で「天国の青い蝶」という映画にもなっております。
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