今回はエドワード・ザインという人物の奇妙な行動の真相、原因や現在はどうしているのかなどを調べてみました。
アメリカマサチューセッツ州で暮らすエドワード・ザイン、通称エドは高校を卒業して数年後不可解で奇妙な行動をとるようになります。
エドワード・ザインの奇行とは?
エドワード・ザインさんの奇妙な行動をまとめてみました。
・地下室への階段を後ろ向きにがっていく。
・偶数を数え上げ、その後数が小さい方に数え直す。
・ドライブスルーの出口からバックで入り注文をする。
・ビデオの同じ個所を何度も巻き戻してみる。
・一日の大半を地下室で過ごすようになる。
皆さんは何が原因だと思いますか?こういったエドワード・ザインの奇妙な行動は段々とエスカレートしていきます。
皆さんは何が原因だと思いますか?エドワードザイン、通称エドは4人姉弟の末っ子としてザイン家で何不自由なく生活していました。
それがなぜこのような奇妙な行動をとるようになったのでしょう・・・
エドワード・ザイン 奇行の真相は強迫性障害
ここまでエド・ザインの奇行を聞いて皆さんはどう思われましたか?心霊現象もしくは呪いなのでしょうか?
真相は強迫性障害が原因だったのです!
幼いころからエドワードザインは母親のリタにかわいがられて育ちました。しかし優しい母親はエドワード・ザインが11歳の時にガンで失ってしまいます。
その時のエドワード・ザインの様子を見た軍人の父親は誤解してエドを激しく折檻したといいます。
エドワード・ザインは計り知れないショックを受けたが、抱え込んだまま成長していきます。高校時代はアメフト部に入り活躍し母親を失ったショックから立ち直っているかのように見えました。
ところが数年後結婚して家を出ていた姉たちが久しぶりに実家に集まった時にエドワード・ザインは地下室にこもっていました。
そしてエドワード・ザインが地下室の階段を後ろ向きにおりていく姿をみます。そこから前項でお伝えしたようなエドワード・ザインの奇妙な行動がエスカレートしていきました。
これら一連のエドワードザインの奇行の理由は時間を巻き戻すためだったんです!
時が流れる先に待っているのは愛する人を失ってしまう。時を巻き戻さなくてはならないという強迫観念を持ったエドザインは踏み出した脚が床のどこを踏んだかなどを記憶して蒔き戻す行為をするようになったんのです。
階段を後ろ向きに下りたり、ビデオを巻き戻すといった行為もすべて時間を戻そうとしていたのです。
そんなエドワード・ザインを見て家族はテレビに出ていた精神医学の世界的な権威のマイケル・ジェナイナク博士に連絡を取りました。
マイケル博士はエドワード・ザインの家に来て治療をしてくれることになります。
エド・ザインと信頼関係を築くことから始めたマイケル博士でしたが、2年ほど治療してもエドワードザインの症状を改善することができず、マイケル石は治療をあきらめエドワードザインに泣きながら謝ったです・・・
エドワード・ザインの現在は!?
名のマイケル医師でも治療をあきらめてしまったエドワード・ザインはどうなってしまうのでしょうか?
1年後マイケル医師がエドワード・ザインを再訪すると儀式とも取れる時間を巻き戻そうとする奇行を減らすよう自ら言い聞かせ実践していたのでした。
マイケル博士が泣き崩れて謝罪する姿を見たエドワード・ザインは自分がとっていた行動は家族や大切な人を守るどころか不幸にしていたことに気が付いたのです。
快方に向かっていたエドワード・ザインのもとにアヤダというパレスチナ人が現れます。やがて二人は結婚し二人の娘が生まれます。
そして40代になったエドワード・ザインですが、現在は強迫性障害に苦しむ人たちのための基金を設立し、その支援に全力を注いでいるんです。
エド・ザインが主人公の著書
まとめ
エドワード・ザインがとっていた奇妙な行動は強迫性障害によるものでした。時を巻き戻そうとしていたのです。
エドワード・ザインの現在は強迫性障害の人たちのための基金を設立し、支援に全力を注いでいます。
強迫性障害は何も特別なことではなく、あのデビット・ベッカムも強迫性障害だと告白されています。冷蔵庫の中の缶や瓶が奇数だと耐えられなくなるとのことです。
私自身も心当たりがあることがあり、強迫性障害の要素が多分にあると感じています。何とか日常生活に影響がない程度ですが、エドワード・ザインのケースを知って巨はく製障害について理解が深まりました。
エドワード・ザインのケースを知ることで強迫性障害についての社会での理解が深まっていくことを期待したいと思います。
コメント