今回は「何だコレミステリー」で取り上げられたニコラスバークレイ失踪事件の真相や犯人の正体は誰なのかといったことについてお伝えしていきます。
ニコラスバークレイ事件の概要
1997年にスペインの村で保護された少年が3年前にアメリカで失踪したニコラスバークレイだと語り始めました。
ニコラスバークレイはアメリカ合衆国カリフォルニア州サンアントニオで暮らす13歳のやんちゃな少年で街でケンカをすることもあり、教育関係者は少年院に送致するか聴聞会が検討されていました。
1994年6月のある日ニコラスバークレイはいつものように放課後友人らとバスケをしていたが、日が暮れても帰宅しませんでした。
両親は一日経ってもニコラスバークレイが戻らないので警察に通報するも目撃情報もないので、見つけることができませんでした。
そのニコラスバークレイが3年後スペインの村で発見されたというのです。
しかしニコラスバークレイだと名乗る人物はブラウンヘアで行方不明になる前のニコラスバークレイはブロンドの髪に青い目をしていたニコラスとは別人になっていました。
さらにニコラスと名乗る人物はフランス語なまりの英語を話し、性格もかつてのヤンチャなものではなく穏やかになっていたのです。
別人のようになったニコラスバークレイにも家族は大喜びをしました。
ニコラスバークレイ事件の真相・真実とは?
スペインの村で発見されたニコラスバークレイを名乗る人物は人身売買の組織に誘拐され車で空港まで連れていかれ飛行機に乗せられ売り飛ばされたといいます。
ニコラスバークレイは苦難を乗り越え脱走に成功しスペインの村で保護されたとのことです。
ブロンドの髪と青い瞳が違っている理由は組織が髪を染め瞳に着色して別人に仕立てようとしたと説明します。
ところがニコラスバークレイの期間に立ち会っていた私立探偵がニコラスの家にあった写真とスペインから帰還した人物の耳の形と大きさに違和感を覚えます。
そして裁判所の目入れによって指紋と血液検査をしたところ別人だと判明します。
ではニコラスバークレイ本人はどうなったのかというと、バークレイ家の問題児だったニコラスバークレイは家族によって殺害されていたのです。
これがこの事件の真相と真実です。
偽のニコラスバークレイの正体は誰?
ではスペインで発見されたニコラスバークレイを名乗る人物の正体は誰なのでしょうか?
正体はフランス人詐欺師のであるフレデリック・ピエール・ブルダンという人物でインターポールの指名手配となっている人物だったのです。
ブルダンはこれまでにもこのようなことをしており、犯行動機は両親に問題があり祖父母に育てらえれるも家出してしまい、幼少期にできなかった親に甘えるという願望があったとされています。
逮捕後ブルダンは自分が現れたことでニコラスを殺害したバークレイ家にとっては隠ぺいできる願ってもないチャンスだったのだといっています。
まとめ
ニコラス・バークレイ事件の真相と真実はニコラスバークレイは家族によって殺害されていた。
スペインで保護されたニコラスバークレイは全くの別人でブルダンというフランス人詐欺師でした。
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